スイスのCoopで売っているキムチを試してみた
最近は日本食のブームも手伝ってか、スイスのローカルスーパーでもアジア食材が沢山手に入るようになりました。エスニック系の商品が並ぶ棚を見てみると、日本食では必須の醤油はもちろん、寿司の材料になるワサビや海苔、最近では日本酒や柚子胡椒なんかも売られています。
そんな中、どうにか手に入らないかと思っていたアジア食材の一つがキムチです。
日本や韓国食品のお店に行けば手に入るのですが、ちゃんとした本場のキムチが売られているお店は家から遠くて中々行く機会がなく、また近くのアジア食品店では缶詰キムチが売られているので試したことがあるんですが、あまり美味しくありませんでした。
そんな中、スイスのローカルスーパーであるCoopにキムチが売っているという情報を仕入れたので、早速買ってきました。
パッケージには”VEGAN”マークがついているので、魚介類などは入っていないようですね。
パッケージを開いてみると、このようなプラスチックの容器に300g入っていて、値段はCHF 3.95 でした。
中身を開けてみると、ちょっと色が薄い気もするけれど、見た目は悪くない。
実際に食べてみると…
あれ?何だか辛味を感じないしコクも全然ない。
発酵食品の味はするけれど、本場のキムチの味とは程遠い。
ただ、食べたことのある味だなぁと思っていると、気が付きました。
ザワークラウトの味だ!
通常はキャベツで作られているザワークラウトですが、この”KIMCHI”は塩漬けの白菜に人参などの野菜類を加え、少量のチリやニンニクなどのスパイスを混ぜて発酵させたような味でした。つまり、これは白菜のザワークラウト。笑
身近でキムチが手に入ることを期待していましたが、実際は本物のキムチとは程遠い代物でした。こればかりは仕方がないですが、せっかく買ったのでどうにか出来ないかと考えた結果、日本から持ってきたある便利アイテムを使ってみることに。
それはこちらです!
『桃屋のキムチの素』
スイスで白菜を買って自分でキムチを作ろうと思って日本から持ってきていました。この味付けなら間違いないと思ったので、残ったKIMCHIの中に大さじ2杯ほどこのキムチの素を混ぜてみました。
すると、味が激変!ザワークラウトの風味が少し残ってはいるものの、ちゃんとお馴染みのキムチ味になりました。本場のキムチには及ばないものの、キムチ味を楽しみたい時には使えそうな裏技ですね。笑
このまま数日寝かせれば味も落ち着いてくると思うので、少しずつ食べたいと思います!
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スイスで定番の手作りお菓子といえばコレ!
スイスは最近暑い日が続いています。今日も一番日が高くなった時間帯には既に30度超え。でも、急に夕立で土砂降りになって急に10℃以上も気温が下がることがあるので、気軽に軽装で外出できないのが悩みどころなこの頃です。
さて先日、義両親の家で採れた立派な洋梨をいただきました。
さらに友人からも家で採れた箱いっぱいのプルーンをいただきました!
↑こちらは洋梨。まだ少し硬かったので一週間ほど家で追熟しました。
食べる頃には甘い良い香りがしてとても美味しそう♪
↑そしてこちらがプルーン。
少し傷が見えるものもあるけれど、お菓子にしてしまえば問題なし!
こちらは完熟プルーンだったので、使うまで冷蔵庫に保管しました。
この2つの果物はそのまま食べるのも美味しいですが、せっかくならば一手間加えたい!そして、どのようにして食べるか考えた時に一番に思いついたのがスイスの定番である、あのお菓子でした。
スイスのカフェであれば大抵置いてあるそれは、"Wähe"という名のお菓子(読み方は”ウェーエ”)なんですが皆様ご存知でしょうか?
家庭でもよく作られるお菓子の一つで、いわゆるフルーツタルトです。(アルザス風フルーツタルトまたはトルテと呼ばれてることもあります)季節の野菜をたっぷり使って焼き上げるこのタルトは、スイスの母の味と言っても過言ではありません。
簡単に作り方を説明すると、タルト生地にナッツとフルーツを敷き詰めて、卵液を流し込んでオーブンで焼いたものです。素材の味が全面に出るタルトなので、材料はとても重要!
そしてこのタルト、夫の大好物なもので月に2〜3回は焼いています。
私が知る限りですが、周りのスイス人はみんなこのお菓子が好きです。
主に季節ごとのフルーツを使っており、春はルバーブ、夏はアプリコットやプルーンなどが定番です。他にもほぼ一年中出回っているりんごや、今回頂いたような洋梨でも作ることができます。あとは、お好みで桃やベリーを使っても美味しいです。
↑こちらは前回作った二種類の桃とアプリコットを使ったバージョン(卵液を入れる前)
今回も頂いたフルーツをたっぷり使ってWäheを作りました!
せっかくなので、半分ずつプルーンと洋梨を使って二度美味しいタルトです♪
今回はプルーン側にシナモンを追加したので、茶色い点々が見えています。これはお好みなので、入れなくても大丈夫。(りんごで作る場合はシナモン入りがオススメ。)
焼きあがって粗熱が取れた頃にタルトを見に行ったら、既に誰かさんに食べられていました。笑
いつも使用しているタルト型は30cmのビッグサイズなんですが、うちでは2日程でなくなります。初めの頃は二人で食べ切れるか心配してたんですが、夫が一回に食べる量が多くてすぐに完食。
夫は朝・昼&おやつに晩とこのWäheを食べられるそうです。
私は昼と夜は甘くないものが食べたいので、これはごはんになりませんっ!
今回作ったWäheの感想ですが、私はプルーンの方が好みでした。今まで作った中ではルバーブが一番好きなので、個人的には酸味がある方が好きなのかもしれません。
気になる方はスイスのカフェで是非オーダーしてみてくださいね♪
もし需要があれば、オリジナルレシピを載せるかもしれません。
気になる方はご連絡ください♪
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スイスで歯医者に行くことになった話 Part.3 ー 請求書の内容を大公開!
歯の治療をしてからの経過は良好で、以前と変わりなく物を食べられるようになりました。
以前の話は以下をご覧ください。
natsuko-cowbell.hatenadiary.com
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そして、その後の気になる治療費についてをお伝えします。
スイスの歯医者に行ってから数日後、自宅に支払い用の請求書が届きました。一体いくらかかったのか、ドキドキしながら封筒を開けてみると…
- Befundaufnahme beim neuen Patienten - CHF 81.9
- Zahnröntgenaufnahme - CHF 42.9
- Rezementieren Inlay - CHF 136.5
請求書の内訳はこのように記されていました。
これを日本語に訳すと…
- 初診料
- 歯のレントゲン費
- 治療費(今回の場合は歯の詰め物の接着)
このような意味になります。
そして、気になる費用の合計は…261.30 CHFでした!
歯を一本治療するのにかかる費用としては、特に保険が効く日本と比べると高いですが、スイスで受ける治療としては低費用の内に収まったのではないかと思います。特にスイスの保険は歯をカバーすると保険料がぐんと高くなるので、それを考えると日本の健康保険&病院のシステムは本当に便利で安心だなとつくづく感じます。
実は去年の秋、スイスに来る前に日本の歯医者にかかっていましたが、今回起きた事は予想することができませんでした。
これは歯だけに限ることではありませんが、普段からきちんとメンテナンスをして、健康を保つのが一番大事だなと改めて思いました。
これからも、できるだけ病院のお世話になることがないように生活していきたいですね。
というわけで、今回のスイスで歯医者に行くことになった話はおしまいです♪
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