+SWISSNOTE+

スイスで暮らす日々のあれこれ

スイスで定番の手作りお菓子といえばコレ!

スイスは最近暑い日が続いています。今日も一番日が高くなった時間帯には既に30度超え。でも、急に夕立で土砂降りになって急に10℃以上も気温が下がることがあるので、気軽に軽装で外出できないのが悩みどころなこの頃です。

さて先日、義両親の家で採れた立派な洋梨をいただきました。
さらに友人からも家で採れた箱いっぱいのプルーンをいただきました!

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↑こちらは洋梨。まだ少し硬かったので一週間ほど家で追熟しました。
食べる頃には甘い良い香りがしてとても美味しそう♪

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↑そしてこちらがプルーン。
少し傷が見えるものもあるけれど、お菓子にしてしまえば問題なし!
こちらは完熟プルーンだったので、使うまで冷蔵庫に保管しました。

この2つの果物はそのまま食べるのも美味しいですが、せっかくならば一手間加えたい!そして、どのようにして食べるか考えた時に一番に思いついたのがスイスの定番である、あのお菓子でした。

スイスのカフェであれば大抵置いてあるそれは、"Wähe"という名のお菓子(読み方は”ウェーエ”)なんですが皆様ご存知でしょうか?

家庭でもよく作られるお菓子の一つで、いわゆるフルーツタルトです。(アルザス風フルーツタルトまたはトルテと呼ばれてることもあります)季節の野菜をたっぷり使って焼き上げるこのタルトは、スイスの母の味と言っても過言ではありません。

簡単に作り方を説明すると、タルト生地にナッツとフルーツを敷き詰めて、卵液を流し込んでオーブンで焼いたものです。素材の味が全面に出るタルトなので、材料はとても重要!

そしてこのタルト、夫の大好物なもので月に2〜3回は焼いています。
私が知る限りですが、周りのスイス人はみんなこのお菓子が好きです。

主に季節ごとのフルーツを使っており、春はルバーブ、夏はアプリコットやプルーンなどが定番です。他にもほぼ一年中出回っているりんごや、今回頂いたような洋梨でも作ることができます。あとは、お好みで桃やベリーを使っても美味しいです。

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↑こちらは前回作った二種類の桃とアプリコットを使ったバージョン(卵液を入れる前)

今回も頂いたフルーツをたっぷり使ってWäheを作りました!
せっかくなので、半分ずつプルーンと洋梨を使って二度美味しいタルトです♪

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今回はプルーン側にシナモンを追加したので、茶色い点々が見えています。これはお好みなので、入れなくても大丈夫。(りんごで作る場合はシナモン入りがオススメ。)

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焼きあがって粗熱が取れた頃にタルトを見に行ったら、既に誰かさんに食べられていました。笑

いつも使用しているタルト型は30cmのビッグサイズなんですが、うちでは2日程でなくなります。初めの頃は二人で食べ切れるか心配してたんですが、夫が一回に食べる量が多くてすぐに完食。

夫は朝・昼&おやつに晩とこのWäheを食べられるそうです。
私は昼と夜は甘くないものが食べたいので、これはごはんになりませんっ!

今回作ったWäheの感想ですが、私はプルーンの方が好みでした。今まで作った中ではルバーブが一番好きなので、個人的には酸味がある方が好きなのかもしれません。

気になる方はスイスのカフェで是非オーダーしてみてくださいね♪

もし需要があれば、オリジナルレシピを載せるかもしれません。
気になる方はご連絡ください♪

+Vielen Dank für Ihren Besuch+

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