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スイスで暮らす日々のあれこれ

【新型コロナウイルス変異株流行国より子連れ帰国レポート】着陸〜ホテル移動まで

2021年3月中旬、1歳3ヶ月の娘を連れて政府の指定する”新型コロナウイルス変異株流行国”のスイスより帰国しました。今回は飛行機が成田空港に着陸してからホテルに移動するまでの流れを書いていきたいと思います。

それまでの準備やフライトの様子は以下を御覧ください。

natsuko-cowbell.hatenadiary.com

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 着陸してからは、しばらく機内で待機するようアナウンスがありました。待機時間は10分程度で、前の座席から番号が指定されて順番に降機しました。この順番がその後のコロナテストの順番に関わってくるので、出来るだけ前の方に座ることをお勧めします。私は前方に座っていたので、一番始めのグループで飛行機を降りることができました。おそらく後方に座っていた方と比べると、最終的にホテルに着く時間に2時間ほどの差があったのではないかと思われます。

飛行機を降りてからは預けていたベビーカーを搭乗口で受け取り、コロナテストの待機列に並びます。通路に番号が振られたパイプ椅子が並んでいるので、そこに着席をしてまとまった人数ごとに先に進めるようになっていました。最終的にはここで45分程度待ったと思います。テスト前の受付では健康カードとパスポートの確認がされました。

先に進むとさらにもう一つ受付があり、そこでまた書類の確認をしてから自分の試験管を受け取ります。それから職員の誘導でブースに入り試験管の中に唾液を溜めます。唾液採取前の30分は飲食禁止なので、口が乾いてで少し苦労しましたが、梅干しとレモンの写真が貼られているのを横目に何とか必要量を溜めて提出しました。娘は唾液採取が難しいので、鼻から綿棒を入れる方法で検体の採取が行われました。前回も今回もそうでしたが、職員の方は娘に優しく声をかけてくださり、綿棒を鼻に入れる時間は約5秒ほどです。ただ、当の本人はそんなこと関係なく、怖さと痛さで泣いてしまいましたが、頑張って耐えてくれました。

その後は結果待ちの待機スペースに移動しますが、そこの受付で再度書類の確認と共にQRコードを使う時がきます。出国後の14日間の健康フォローやホテル隔離の説明などを受けて、指定された席で待ちます。待機中はトイレに行くことなどは可能だったので、疲れもピークでぐずり始めた娘を抱っこ紐で抱っこしながら、人がいない端のスペースで娘をあやしました。待機時間の後半は寝てくれましたが、ここでは最終的に1時間半程待ったかと思います。

それから無事に陰性証明をもらい、ここからはホテルへ移動するグループごとに空港の職員が2人付き、団体行動となりました。私の場合は17人のグループでした。その時に1人の職員さんが私の荷物の多さを見かねてベビーカーを押してくれました。まずは入国審査を通り、スーツケースを取ります。バッゲージクレームの周りでは農林水産省に定められた肉製品などの持ち込みを制限するため、ビーグル犬を連れた職員が全てのスーツケースをチェックしていました。

その後、税関を通ってバス乗り場まで歩きます。これも少し長い距離だったんですが、スーツケースを3つ積んだカートを同じ職員さんが運んでくれたので、私は娘を抱っこしながらベビーカーと手荷物を運ぶことができました。

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バス乗り場で荷物を預けて乗り込むと、噂通り車内は一面のビニールとカーテンで覆われており、外の景色が見えない状態になってました。特に行き先や出発を告げるアナウンスがないまま出発しましたが、これも事前情報通り、空港から約10分ほどのホテル東横INN成田空港に到着しました。到着後は車内でしばらく待機するように言われて待っていると、ホテル側の職員が来て、まずは家族連れから優先で案内とのことで、最初のグループで降りることができました。

ホテル東横インのロビーでは臨時カウンターが設置されており、そこで健康カードの確認や滞在中のしおりの配布とルール説明、また食物アレルギーなどがないか、禁煙・喫煙の部屋希望など約10分程度の案内がありました。受付が終わったら、体温計を渡されます。その後はホテルの職員が指定の部屋にスーツケースを運んでくださり、私と娘も部屋へ移動しました。なお、部屋へ入るまでの移動中のエレベーターボタンなどは職員の方が押してくださり、基本的に入室者はどこも触らせないようにしていました。

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手前の白い袋はお弁当です。


事前情報ではホテルの部屋は狭いと聞いていたのですが、小さい子供連れに配慮していただけたのか、上の階にあるデラックスツイン(約30平米)を割り当てていただけました。入室前にホテルのスタッフに手伝っていただき、ふたつのベットをくっ付けてもらいました。

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お部屋ではベッドガードや食事用のハイチェアを借りることが出来なかったため、ベッドは部屋にあるものでできる限り安全に寝られるように配慮し、子供の食事は持ってきていた空気椅子とソファーを併用して食べさせました。

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推奨された空気椅子の使い方ではないため、自己責任で使用しました。


ちなみにソファーの背をベッドガードがわりになるように向きを変えることによって、出来るだけ娘が安全に寝られるよう配置しました。床には足元にスーツケースを広げても、さらにおもちゃなどで遊べるスペースを確保することができ、快適に過ごすことができました。

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ソファの背もたれクッションが外れるため、足元に配置。

最終的にホテルに到着したのが午後8時半ごろで、飛行機から降りて3時間半ほど経っていました。部屋に入るときにはお弁当と飲み物をいただけたので、機内の朝食をあまり食べられなかった私はお腹が空いていたのもあり、娘とシェアしながら完食。翌日からはホテルのコールセンターにお願いをして、私用のお弁当と娘用のベビーフードを一緒に配膳していただくことにしました。ベビーフードについてはキューピーと和光堂から選ぶことができ、月齢に応じたものを必要数だけもらえます。あとは私は利用しませんでしたが、おむつももらうことができるようで、おむつ用のゴミ箱もお願いすれば貸していただけるようです。滞在中のご飯(いわゆる隔離メシ!)については別の記事でまとめます。

私はスイスからベビーフードを持ってきていましたが、中身がトマトパスタとかトマトソースのリゾットやマッシュポテトなど味が単調すぎてしまい、これで3食3日間は辛いと思ったので、日本の種類と味が豊富なベビーフードがいただけて助かりました。(和風あんかけとか根菜ミックスのベビーフードなんてスイスにはないし、大人でも美味しくいただけそうなご飯です!)

夕食がひと段落したところで、先に娘をお風呂に入れて着替えさせてから寝かせました。娘が寝られたのは22時45分頃。その後、当日中にやる必要のある健康確認のチャットサービス登録や必要書類の記入などをして、スーツケースの片付けもままならないままでしたが、疲れもピークだったので私も寝ることにしました。

次回はホテル滞在中から退所までの流れについて投稿します。

 

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【新型コロナウイルス変異株流行国より子連れ帰国レポート】飛行機搭乗〜着陸まで

2021年3月中旬、1歳3ヶ月の娘を連れて政府の指定する”新型コロナウイルス変異株流行国”のスイスより帰国しました。今回は幼児連れでの飛行機搭乗について書いていきます。

搭乗前に準備する書類については前回の記事にまとめています。 

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 スイス航空の成田直行便ですが、現在は夜の時間帯に変更になっています。子供が寝る時間とかぶるので、機内で寝てくれるといいなと思いながらチェックインカウンターに並びました。

まずは空港でのチェックイン時にパスポートと陰性証明書の確認がありました。さらに搭乗ゲートの前ではスムーズな搭乗をする為か、臨時カウンターが設置されており、ボーディングタイムが始まる前に搭乗券・パスポート・QRコードを所持しているかの確認をされました。

スイス出国のパスポートコントロールでは、今回初めて片親での出国理由と夫の同意を確認されました。前回の帰国では何も聞かれなかったので驚きましたが、事前に夫に書いてもらい用意していた「未成年の単独・または片親のみ同行の渡航についての同意書」を提示したところ”Perfect!”と言って通してもらえました。ボーディング時間に迫っていたので少し焦りましたが、問題なく出国できて良かったです。

ゲートに進むとブラジルに飛ぶ便と日本に飛ぶ便を利用する人たちが混在していて、そこのゲート周辺だけ混雑していました。それ以外の空港内は夜遅い時間ということもあり、搭乗口近くの売店以外は閉まっており、人影もまばらでした。

去年の夏にも一時帰国をしているのですが、その際は25人程度しか搭乗していませんでした。今回も同じくらいの人数かと思っていたら、意外と搭乗客が多くて驚きました。水際対策に関連して、搭乗人数を上限100人にするというニュースを見ましたが、夏に乗った時の3倍くらいの人がいたように感じました。私のように小さい子連れや家族連れも思ったより多くいました。座席については私と娘で窓側3席を使うことができ、前後の席には誰もいなかったので、子供が前の席を蹴ってしまったり後ろの人に構ってもらおうと手を伸ばしたりなど、周りに迷惑になる行動を大きく静止しなくても良い状況だったのは助かりました。

飛行機は予定時刻の22時前に離陸。離陸後は娘がすぐに寝てくれるといいなと思っていましたが、そう簡単にはいかないもので、いつもと違う環境の中で目の前にはキラキラと光るタッチパネルがあり、手で触ると色々動く!もう何だかいつも以上に大興奮だった娘は、シートベルト着用サインが消えても寝る気配はなく、その後のドリンクサービスとフードサービスが来ても、初めて見る機内食にまたワクワク!娘は自宅で夕食を食べてきましたが、これも食べたいと言うので、パンなど食べられそうなものを少し分けながら同時に私も食べてしまうことにしました。

機内ではいつもの携帯品・別送品申告書の他に健康カードと契約書が配られました。契約書について、私は事前に自宅で印刷して書いたものを持ってきていました。

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携帯品・別送品申告書と健康カード

しばらくして娘は落ち着いてきたと同時に眠たくなったようで、やっと寝てくれました。離陸から約2時間半後のタイミングでした。そこから何度か起きましたが、着陸の3時間前くらいまで細切れで寝てくれたので、私も少しだけ仮眠を取れました。(疲れていたのもあり、映画を見る余裕はなかったです。笑)それから着陸の90分前になった辺りで、娘の好きなおもちゃを解禁。持参した何種類かのシールとマスキングテープを持ってきていたので、それで時間潰しをしました。着陸直前では膝の上に乗せてスナックと水を食べさせながら耳の圧抜きをさせて、無事に成田空港へ着陸しました。

着陸してからの流れについては次回更新します。
まだまだ先は長い…!

 

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【新型コロナウイルス変異株流行国より子連れ帰国レポート】事前準備編

2021年3月中旬、私は1歳3ヶ月の娘と二人で日本へ一時帰国することを決めました。日本の水際対策が厳しくなり、出発の数日前にスイスは「新型コロナウイルス変異株流行国・地域指定」となり、日本到着後に政府指定のホテルにて3日間の隔離が義務付けられました。なお、個人的な事なので帰国理由については割愛させていただきます。


この状況で帰国するにあたり、ホテル滞在中に使う持ち物などを改めて考え直す必要があり、頭を悩ませました。現地では何が準備されていてスイスからは何を持っていくべきなのか、道中やホテルの状況はどのような様子なのか、分からないことがたくさんありました。事前に色々と調べていく中で、大人だけで帰国した方の体験談はいくつか見つかり参考にさせていただきましたが、小さい子連れで帰国した場合の情報がほとんど手に入らなかったので、私の個人的な経験談を踏まえてここに書いていきたいと思います。今後お子様連れで帰国される方の参考になりますように。

 

まずは帰国にあたりスイスで事前に用意しておく必要がある物について。厚生労働省のホームページに分かりやすくまとまったページがあるので、それに沿って書類等を揃えました。

www.mhlw.go.jp

今回の私の渡航の場合、事前に必要なものは以下のとおりです。

  • 検査証明書の提出
  • 契約書の提出
  • スマートフォンの携帯
  • 必要なアプリの登録
  • 質問表の提出
  • 未成年の単独・または片親のみ同行の渡航についての同意書

検査証明書について

現在(3月5日発表時点)日本では出発の72時間以内に受けた有効な「出国前検査証明」(陰性証明書)がないと飛行機の搭乗ができなくなりました。スイスで証明書の発行にあたり、薬局やクリニックなどでテストを受けたあとに日本のフォーマットにサインをしてくれるかを確認する必要があります。厳密に言えば条件を満たしていれば海外の書式でも通用するようですが、現地での確認時間が長くなってしまったりすることがあると思うので、私は厚生労働省のウェブサイトからダウンロードできる公式フォーマットを用いることにしました。

www.mhlw.go.jp
検査を受けるために薬局やホームドクターに問い合わせてみたところ、スイスはもともと小さい子供へのコロナ検査をしていないこともあり、複数の場所から親の私しか検査を受け付けられないと回答がありました。その後、子供がどこで検査を受けられるのか調べた結果、友人の助言を経てかかりつけの小児科に問い合わせてみました。すると、そこで親子揃ってテストを受けさせてくれた上で日本のフォーマットにもドクターがサインを書いてくれることになりました。私は出発の2日前にPCRテストを受け、翌日の夕方に陰性証明書を受け取りました。

契約書の提出について

契約書というのは、14日間の公共交通機関の不使用、自宅等での待機、位置情報の保存・提示、接触確認アプリの導入等について約束する旨の証明書です。これは飛行機の搭乗中に紙を配られるので、そこで書くことが出来ますが、私は落ち着いてすべて終わらせたかった為、事前に私と娘の二枚分を自宅にて書いて用意しておきました。ここで注意する点は、乳幼児がいたとしても一人一枚ずつ書く必要があることです。大人の分しか書いていなかった場合、追加で書かなくてはならないので、手続きに時間を要することがあります。なお、契約書の内容は随時更新されているので、事前に用意をしておく場合は出発直前に印刷をして書くことをおすすめします。

www.mhlw.go.jp

スマートフォンの携行、必要なアプリの登録・利用について

契約書に書かれている内容を実施するにあたり、スマートフォンにアプリの登録をする必要があります。スマートフォンを持っていない、または古いバージョンでアプリがダウンロードできないなどの場合は、空港にてスマートフォンのレンタルが可能のようです。

必要なアプリは、OSSMA(位置情報確認アプリ)・Skype(ビデオ通話アプリ)・COCOA接触確認アプリ)、これらをスマートフォンにダウンロードし、位置情報保存設定を有効にしておく必要があります。アプリのインストール・設定については、ホテルのチェックイン時に案内がありましたが、これについても私はスイスにいるうちにすべて終えておき、アカウント設定もしておいたので、現地で焦ることなくスムーズに終えることができました。ちなみにホテルのチェックアウトの際に、スマートフォンに間違いなく設定が終わっているかの確認がされました。

追記:2021年3月25日に必要なアプリのインストールについてのアップデートがありました。詳細は以下のリンクを御覧ください。

www.mhlw.go.jp

質問表の提出について

入国後14日間の健康フォローアップのため、検疫時にメールアドレス、電話番号等の連絡先を確認されます。これは厚生労働省のホームページから「質問表WEB」に回答してQRコードを作成します。このQRコードは飛行機搭乗前に持っているかの確認があり、日本到着後にコロナ検査の待機場所受付にてコード提示をしました。

 

未成年の単独・または片親のみ同行の渡航についての同意書

今回は片親での渡航になるので、同意書を夫に頼んでおきました。スイスは特に指定のフォーマットはないので、JALのホームページからダウンロードできる書式を利用しました。国によって指定のものが必要になる場合があるので、事前に調べてから用意することをおすすめします。ちなみに今回は初めてスイス出国時にこの同意書を空港にて提示することになりました。もし持っていなければスムーズに出国できていなかったと思います。

事前に準備をした書類については以上になります。持っていく荷物については、隔離先のホテルで何が手に入るのか曖昧だったので、ホテル滞在中に使う十分な量のおむつやベビーフードやスナック類を詰め込みました。事前に調べていた経験者の体験談により、おすすめの持ち物も詰め込みました。それについては別の投稿にて書きます。

 

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