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スイスで暮らす日々のあれこれ

【新型コロナウイルス変異株流行国より子連れ帰国レポート】ホテル滞在〜退所まで

2021年3月中旬、1歳3ヶ月の娘を連れて政府の指定する”新型コロナウイルス変異株流行国”のスイスより帰国しました。今回はホテル滞在中の様子から、最終日のコロナ検査、そしてホテルを退所するところまでを書いていきます。

 

natsuko-cowbell.hatenadiary.com 

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政府の指定するホテル隔離は到着日を0日として、翌日から3日間(実質3泊4日)の滞在となります。

ホテル到着の翌日からは、朝7時頃にその日にホテルを退所する予定の方に向けて、コロナ検査についてのアナウンスがありました。8時頃には朝食配膳開始のアナウンス、40分後くらいに配膳完了のアナウンスがありました。その頃に娘も起きてきたので、朝の身支度をして朝ごはんを食べました。

その後、11時半頃に昼食配膳のアナウンス、12時半頃に配膳完了のアナウンス、17時半頃に夕食配膳のアナウンス、18時過ぎに配膳完了のアナウンスが流れました。20時頃には夜間の生活音について配慮を促す旨のアナウンスが流れ、その日1日のアナウンスが終了です。三日間ほとんど同じタイミングで部屋のスピーカーから放送がありました。

ちなみに今回のホテル隔離中に東北の震度5強の地震がありました。私がいたホテルの階数が高かったからか、体感的には震度3強あったように感じます。久しぶりの地震は、時期としても東日本大震災を思い出してしまい、日本にいると言うことはこう言うリスクもあるんだと改めて思い知らされました。

最終日の朝に最後のコロナテストを行いますが、子どもについては前日の夕方に医療班から部屋に電話があり、検体摂取キットを事前に配布されました。(中身は大人が使うものと同じ容器とロウト+スポイト)成田空港では鼻から綿棒を入れてテストをしましたが、ホテルでは大人と同じ唾液採取が必要になるということでした。

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新型コロナウイルスRNA定性検査 検体採取説明

退所日の朝6時半頃に唾液採取を試みましたが、娘はまだ自分で唾液を出すことができず、もともとよだれも少ない子なので、検体採取は諦めることに。大人の検体を回収される時にそのことを回収のスタッフに伝えたところ、他の方の検体回収が終わった後に再び部屋に医療班の担当者がやってきて、娘は空港と同じ方法で鼻から綿棒を使って検体採取をされました。結果はホテルの部屋に電話連絡が来るとのことでした。

ホテルからの退所の際は空港までバスで移動しますが、バスの時間は退所日当日の16時・18時またはその翌日の朝10時から選ぶことができました。私は16時を希望していたので、荷物をまとめて夕方には退所できる準備をしましたが、お昼を過ぎても特に結果連絡はなく、15時になっても連絡なし。そして遂に希望していた成田空港行き16時のバスの時間になっても連絡はありませんでした。その頃には娘は疲れて昼寝をしてしまい、私も当日中に出られないのかと思った17時過ぎ、やっと連絡が来ました。連絡はコールセンターからで「退所できますので準備してください。」という一言のみ。特に陽性・陰性の結果も伝えられず、何だかずっと待っていたこちらとしては安心できない回答でモヤッとしましたが、とりあえずバスに乗れるということは陰性ということで理解をして、寝ていた娘を起こして準備をしました。

部屋から出てチェックアウトの際には、その後の経過観察に必要なアプリと位置情報設定の確認をされ、17時半頃には空港行きのバスに乗ることができました。この日のバスは巡回しており、バスが戻ってきたら随時出発するという形を取っていたようです。

私がホテルに滞在していた時期は、行き先を成田空港と羽田空港から選ぶことができましたが、最近は成田空港しか選べないという情報を聞いたので、日々現場の対応は変化しているようです。

こうして家族に成田空港まで迎えに来てもらい、無事に3日間のホテル隔離を終えることができました。

次回は成田のホテル東横インで出された滞在中の食事、いわゆる”隔離メシ”についてお伝えしたいと思います。

 

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