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スイスで暮らす日々のあれこれ

【新型コロナウイルス変異株流行国より子連れ帰国レポート】飛行機搭乗〜着陸まで

2021年3月中旬、1歳3ヶ月の娘を連れて政府の指定する”新型コロナウイルス変異株流行国”のスイスより帰国しました。今回は幼児連れでの飛行機搭乗について書いていきます。

搭乗前に準備する書類については前回の記事にまとめています。 

natsuko-cowbell.hatenadiary.com

 スイス航空の成田直行便ですが、現在は夜の時間帯に変更になっています。子供が寝る時間とかぶるので、機内で寝てくれるといいなと思いながらチェックインカウンターに並びました。

まずは空港でのチェックイン時にパスポートと陰性証明書の確認がありました。さらに搭乗ゲートの前ではスムーズな搭乗をする為か、臨時カウンターが設置されており、ボーディングタイムが始まる前に搭乗券・パスポート・QRコードを所持しているかの確認をされました。

スイス出国のパスポートコントロールでは、今回初めて片親での出国理由と夫の同意を確認されました。前回の帰国では何も聞かれなかったので驚きましたが、事前に夫に書いてもらい用意していた「未成年の単独・または片親のみ同行の渡航についての同意書」を提示したところ”Perfect!”と言って通してもらえました。ボーディング時間に迫っていたので少し焦りましたが、問題なく出国できて良かったです。

ゲートに進むとブラジルに飛ぶ便と日本に飛ぶ便を利用する人たちが混在していて、そこのゲート周辺だけ混雑していました。それ以外の空港内は夜遅い時間ということもあり、搭乗口近くの売店以外は閉まっており、人影もまばらでした。

去年の夏にも一時帰国をしているのですが、その際は25人程度しか搭乗していませんでした。今回も同じくらいの人数かと思っていたら、意外と搭乗客が多くて驚きました。水際対策に関連して、搭乗人数を上限100人にするというニュースを見ましたが、夏に乗った時の3倍くらいの人がいたように感じました。私のように小さい子連れや家族連れも思ったより多くいました。座席については私と娘で窓側3席を使うことができ、前後の席には誰もいなかったので、子供が前の席を蹴ってしまったり後ろの人に構ってもらおうと手を伸ばしたりなど、周りに迷惑になる行動を大きく静止しなくても良い状況だったのは助かりました。

飛行機は予定時刻の22時前に離陸。離陸後は娘がすぐに寝てくれるといいなと思っていましたが、そう簡単にはいかないもので、いつもと違う環境の中で目の前にはキラキラと光るタッチパネルがあり、手で触ると色々動く!もう何だかいつも以上に大興奮だった娘は、シートベルト着用サインが消えても寝る気配はなく、その後のドリンクサービスとフードサービスが来ても、初めて見る機内食にまたワクワク!娘は自宅で夕食を食べてきましたが、これも食べたいと言うので、パンなど食べられそうなものを少し分けながら同時に私も食べてしまうことにしました。

機内ではいつもの携帯品・別送品申告書の他に健康カードと契約書が配られました。契約書について、私は事前に自宅で印刷して書いたものを持ってきていました。

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携帯品・別送品申告書と健康カード

しばらくして娘は落ち着いてきたと同時に眠たくなったようで、やっと寝てくれました。離陸から約2時間半後のタイミングでした。そこから何度か起きましたが、着陸の3時間前くらいまで細切れで寝てくれたので、私も少しだけ仮眠を取れました。(疲れていたのもあり、映画を見る余裕はなかったです。笑)それから着陸の90分前になった辺りで、娘の好きなおもちゃを解禁。持参した何種類かのシールとマスキングテープを持ってきていたので、それで時間潰しをしました。着陸直前では膝の上に乗せてスナックと水を食べさせながら耳の圧抜きをさせて、無事に成田空港へ着陸しました。

着陸してからの流れについては次回更新します。
まだまだ先は長い…!

 

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【新型コロナウイルス変異株流行国より子連れ帰国レポート】事前準備編

2021年3月中旬、私は1歳3ヶ月の娘と二人で日本へ一時帰国することを決めました。日本の水際対策が厳しくなり、出発の数日前にスイスは「新型コロナウイルス変異株流行国・地域指定」となり、日本到着後に政府指定のホテルにて3日間の隔離が義務付けられました。なお、個人的な事なので帰国理由については割愛させていただきます。


この状況で帰国するにあたり、ホテル滞在中に使う持ち物などを改めて考え直す必要があり、頭を悩ませました。現地では何が準備されていてスイスからは何を持っていくべきなのか、道中やホテルの状況はどのような様子なのか、分からないことがたくさんありました。事前に色々と調べていく中で、大人だけで帰国した方の体験談はいくつか見つかり参考にさせていただきましたが、小さい子連れで帰国した場合の情報がほとんど手に入らなかったので、私の個人的な経験談を踏まえてここに書いていきたいと思います。今後お子様連れで帰国される方の参考になりますように。

 

まずは帰国にあたりスイスで事前に用意しておく必要がある物について。厚生労働省のホームページに分かりやすくまとまったページがあるので、それに沿って書類等を揃えました。

www.mhlw.go.jp

今回の私の渡航の場合、事前に必要なものは以下のとおりです。

  • 検査証明書の提出
  • 契約書の提出
  • スマートフォンの携帯
  • 必要なアプリの登録
  • 質問表の提出
  • 未成年の単独・または片親のみ同行の渡航についての同意書

検査証明書について

現在(3月5日発表時点)日本では出発の72時間以内に受けた有効な「出国前検査証明」(陰性証明書)がないと飛行機の搭乗ができなくなりました。スイスで証明書の発行にあたり、薬局やクリニックなどでテストを受けたあとに日本のフォーマットにサインをしてくれるかを確認する必要があります。厳密に言えば条件を満たしていれば海外の書式でも通用するようですが、現地での確認時間が長くなってしまったりすることがあると思うので、私は厚生労働省のウェブサイトからダウンロードできる公式フォーマットを用いることにしました。

www.mhlw.go.jp
検査を受けるために薬局やホームドクターに問い合わせてみたところ、スイスはもともと小さい子供へのコロナ検査をしていないこともあり、複数の場所から親の私しか検査を受け付けられないと回答がありました。その後、子供がどこで検査を受けられるのか調べた結果、友人の助言を経てかかりつけの小児科に問い合わせてみました。すると、そこで親子揃ってテストを受けさせてくれた上で日本のフォーマットにもドクターがサインを書いてくれることになりました。私は出発の2日前にPCRテストを受け、翌日の夕方に陰性証明書を受け取りました。

契約書の提出について

契約書というのは、14日間の公共交通機関の不使用、自宅等での待機、位置情報の保存・提示、接触確認アプリの導入等について約束する旨の証明書です。これは飛行機の搭乗中に紙を配られるので、そこで書くことが出来ますが、私は落ち着いてすべて終わらせたかった為、事前に私と娘の二枚分を自宅にて書いて用意しておきました。ここで注意する点は、乳幼児がいたとしても一人一枚ずつ書く必要があることです。大人の分しか書いていなかった場合、追加で書かなくてはならないので、手続きに時間を要することがあります。なお、契約書の内容は随時更新されているので、事前に用意をしておく場合は出発直前に印刷をして書くことをおすすめします。

www.mhlw.go.jp

スマートフォンの携行、必要なアプリの登録・利用について

契約書に書かれている内容を実施するにあたり、スマートフォンにアプリの登録をする必要があります。スマートフォンを持っていない、または古いバージョンでアプリがダウンロードできないなどの場合は、空港にてスマートフォンのレンタルが可能のようです。

必要なアプリは、OSSMA(位置情報確認アプリ)・Skype(ビデオ通話アプリ)・COCOA接触確認アプリ)、これらをスマートフォンにダウンロードし、位置情報保存設定を有効にしておく必要があります。アプリのインストール・設定については、ホテルのチェックイン時に案内がありましたが、これについても私はスイスにいるうちにすべて終えておき、アカウント設定もしておいたので、現地で焦ることなくスムーズに終えることができました。ちなみにホテルのチェックアウトの際に、スマートフォンに間違いなく設定が終わっているかの確認がされました。

追記:2021年3月25日に必要なアプリのインストールについてのアップデートがありました。詳細は以下のリンクを御覧ください。

www.mhlw.go.jp

質問表の提出について

入国後14日間の健康フォローアップのため、検疫時にメールアドレス、電話番号等の連絡先を確認されます。これは厚生労働省のホームページから「質問表WEB」に回答してQRコードを作成します。このQRコードは飛行機搭乗前に持っているかの確認があり、日本到着後にコロナ検査の待機場所受付にてコード提示をしました。

 

未成年の単独・または片親のみ同行の渡航についての同意書

今回は片親での渡航になるので、同意書を夫に頼んでおきました。スイスは特に指定のフォーマットはないので、JALのホームページからダウンロードできる書式を利用しました。国によって指定のものが必要になる場合があるので、事前に調べてから用意することをおすすめします。ちなみに今回は初めてスイス出国時にこの同意書を空港にて提示することになりました。もし持っていなければスムーズに出国できていなかったと思います。

事前に準備をした書類については以上になります。持っていく荷物については、隔離先のホテルで何が手に入るのか曖昧だったので、ホテル滞在中に使う十分な量のおむつやベビーフードやスナック類を詰め込みました。事前に調べていた経験者の体験談により、おすすめの持ち物も詰め込みました。それについては別の投稿にて書きます。

 

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スイスで手に入る美味しいごま油

スイスに移住してしばらくは日本から持ってきた調味料を使っていましたが、スイス生活が長くなるに連れて現地で手に入る物を代替品として使うようになってきました。最近はスイスのスーパーでも醤油などの基本の調味料が気軽に手に入るようになり、とても重宝しています。

味噌や片栗粉など良く使う物で、MigrosやCoopで手に入るものはこちらの記事にまとめています。

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そんな基本の調味料の中でも、ごま油は日本へ行ったときに購入したり、家族が遊びに来たときに持ってきて貰ったり、一時帰国する友達に購入を頼んだり…など色んな手段を使って日本から購入していました。なぜなら、スイスでは美味しいごま油に出会ったことが無かったから。

しかし、ついに見つけてしまいました…Coopで購入できる美味しいごま油に…!それがこちら。

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よく海外で買うごま油は香りが物足りないという話を聞きますが、日本で使っていたごま油との違いは”焙煎”しているかどうか。これが一番のポイントだと思います。

色々な種類のごま油がありますが、焙煎されていないものは、やっぱり香ばしさが無くて物足りなく感じてしまいます。

それに比べてこちらの商品は”Geröstetes Sesamöl”と書かれています。しっかりと焙煎された胡麻を低温圧搾で絞っているので、独特の香ばしい良い香りが感じられて、日本のごま油の代替品として十分使えます。

最近は日常で使える調味料探しをあまりしていなかったので、久しぶりのヒット商品でした!

 

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