+SWISSNOTE+

スイスで暮らす日々のあれこれ

Migrosのお米を検証してみた!

日本人の主食であるお米。スイス在住の皆様はどこでお米を購入されていますか?

自宅で食べるのはもちろん、日本人としてお寿司をリクエストされたり、持ち寄りパーティで振る舞う機会もあるかと思います。そんな時に美味しいお米は不可欠です。

私は最初に日本からスイスへ引越してくる際に、コシヒカリを持ってきていました。しばらくしてそのお米が無くなりそうになった時、同じものを手に入れるのは難しいので、スイスで購入ができて普段使いで食べられるお米を探すことにしました。

そんな中で、たまたま家にMigrosのリゾット米が置いてあるのを見て、試しに日本式の炊き方でお米を調理してみると、思いの外、美味しく食べることができたのです。

MigrosのWebサイトで検索をすると、色々なお米の種類が出てきます。

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↑ Migrosでお米を検索した結果画面をキャプチャしてます

もしかしたら、たまたま炊いたリゾット米以外にも良いものが有るのではないかと思い、とりあえずお店に現物を見に行くことにしました。すると、多々ある種類の中で、見た目が日本のお米に近いものをいくつか発見することができました。今回はそれらを検証してみることにします。

お店で実物を見てみると、ジャスミンライスやワイルドライスは、明らかに日本米とは違う色や形をしているので、検証の対象外としています。

そして、見た目が日本のお米に近そうな以下の3種類を選びました。米粒の感じも分かるように、写真大きめでお送りします。

今回の検証対象はこちら

エントリーナンバー① Originario Milchreis

米粒の形が日本のお米と似ていて、丸くてずんぐりむっくりな形。粒もそれなりに揃っていて、味に期待ができそうなお米。スイス在住の日本人の方で、こちらをメインに食べているという方もいらっしゃいました。名前の通り”ミルクライス”という事で、スイス人はミルクと一緒に煮て食べる事が多いらしいです。(夫談)

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エントリーナンバー② Risotto S.Andrea

このお米は私がスイスに来てから、一番最初に日本式の炊き方で食べてみたお米。たまたま家にあったと書いたのが、こちらのお米です。米粒は日本のものと比べると少し細長い印象で、こちらもパッケージの名前の通り、本来はリゾット料理に使うお米です。

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エントリーナンバー③ Risotto Baldo

三種類の中で一番細長い形をしていて、一粒が大きいという印象のお米。こちらもRisotto料理に使うようですが、複数あるRisotto米の使い分けは不明なので、そこはまた義家族や友人に聞いてみたいと思います。

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全てのお米は同じ分量・水分量にてStaub鍋で炊いてみました。

そして結果は…

エントリーナンバー① Originario Milchreis
⇒炊きあがりの見た目はツヤっとしていて美味しそう。食べてみると少し米臭さが残るものの主食のお米としては充分に食べられる商品という印象。夫からは”ミルクライスの味がする”との意見があり、日本食を食べるときの白米としてはいまいちという感想でした。個人的にはこれが主食でも問題なし。MigrosのWebサイトを見てみると、ユーザーコメントのところに”super auch für sushi!  ”(意訳⇒寿司にもイケる!)と書いてあったので、スイスの人もお寿司を作る時はこのお米を使っているようです。

エントリーナンバー② Risotto S.Andrea
⇒いつもの水分量で炊くと、米の一粒一粒に水分が充分行き渡っていないようで、若干のパサツキが感じられました。食べてみると米臭さはほとんどなく、味も美味しいです。水分量がネックだったので、米を水に浸す時間を長めに取って、通常より水分量を少し多めに炊いてみたら、丁度良かったです。乾燥しやすいので炊き上がった後も蒸らしを多くして、空気に触れる時間を出来るだけ短くするなどの工夫をすれば良さそう。

エントリーナンバー③ Risotto Baldo
⇒こちらはRisotto S.Andreaとは真逆なお米。いつもの水分量で炊くと水分が多いようで、ネッチョリと米粒が崩れるような炊きあがりになってしまいました。お米の形状が細長い事によって、水分を米粒の中に溜め込みにくいのかもしれません。もともとの粒が大きいので、炊きあがり後は米粒が大きいなぁという印象。水分を少なめに炊いてみると幾分ましになりましたが、個人的には美味しくなかった。

最終的に私達が選んだのは…?

三種類のお米を水分量や蒸らし時間などを少しずつ変えながら食べてみました。そして、ナンバーワンに選ばれたのは『エントリーナンバー② Risotto S.Andrea』という結果になりました!

Risotto S.Andreaは普通の水分量だとパサツキが感じられたと書きましたが、もともとお米も麺も少し硬めで食べるのが好きな私にとっては問題ない程度の硬さだと感じています。もちろん少し水分量を多めに炊けば、炊きあがりもツヤっとしていて、日本のお米と言って出しても分からない程度の商品であると思っています。お米臭さも殆どなく、夫もこれならば日本のお米として食べられる!との合格点をもらいました。私もそれに同意。

もちろん日本から持ってきていた魚沼産コシヒカリに比べれば、米粒の美しさも炊きあがりの味も劣るというのは事実ですが、同じものを簡単に安く手に入れることのできないスイスでは、それに変わる代替品として自分たちの好みのものが見つけられて嬉しく思っています。

今回は主にこの3つで検証をしましたが、他のスーパーでも色々なお米を売っているので、今後スイスで生活していくなかで試行錯誤しながら、お気に入りを見つけて行きたいと思います!他に何かおすすめなどあれば是非教えていただけたら嬉しいです♪

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スイスのスーパーで見つけた日本の食材たち

スイスに住んでいる日本食好きな皆さんは、一体どこで食材を調達しているのでしょうか?

スイスでも日本食品を取り扱う専門店やアジア食品店などで、ある程度日本の食材を手に入れることが出来ます。ただ、専門店が遠いとわざわざそこまで足を伸ばして買いに行ったり、もしくは近くに立ち寄ったついでに買いに行かなければなりません。

そんな中、朗報な事に和食ブームも手伝ってか、スイスの二大スーパーCoopとMigrosでも少しずつアジア食品の取扱が増えているように思います。

今までは専門店でしか手に入られなかったような物もローカルスーパーで購入できるとなると、日常的に和食を作る私達にとってはとても嬉しいことです。

自分のメモ代わりにも、最近スーパーで見つけた食品を少しご紹介したいと思います。

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まずCoopで見つけたのが豆腐。

元々チーズなどと並んで豆腐が売られているのはよく見かけますが、日本の豆腐のような柔らかいものとは違い、スポンジのような硬さの豆腐がほとんどでした。そしてプレーンの豆腐ではなく、ハーブなどと混ざっている味付きの豆腐も多くあります。

味噌汁などに入れるには、ハーブ入りや硬すぎる豆腐は合わないなぁと思っていたところで見つけたのが、この森永の"silken TOFU"です。日本に比べるとだいぶお値段はお高めですが、日本で食べる豆腐と近いです。こちらの写真は”Firm”タイプですが、他にも”Soft"、”Light Firm"、”Extra Firm"などいくつか種類があるようです。他のタイプも含めて公式ホームページで確認できます。

www.morinu.com

全ての種類の現物はまだ見たことがないですが、今後も買う人が増えて、店舗での取扱が増えると良いなと思っています。

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こちらはCoopで見つけたパン粉。

パン粉は手に入るかどうか分からなかったので、日本から持ってきていましたが、こちらでも買えることが分かりました。ただ、クオリティの程はまだ分からないので、今度買って試してみたいと思います。

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Migrosで見つけたのは海藻サラダ。

パッケージに書いてあるのは”Goma-Wakame"という文字。ということで、中身は「ゴマわかめ」のようです。まだ買ったことはないのですが、見た目は茎わかめのように見えます。

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最後は日本特有の物ではないですが、アジアでよく使われている野菜である白菜。

こちらでは”Chinakohl"という名で売られています。ちなみに、China=中国/Kohl=キャベツという意味。普通のキャベツやレタスと比べると高いですが、個人的に鍋をしたい時なんかに白菜は必須!自作でキムチを作るのも良いかもしれませんね。

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そして、白菜を買ってから最初に作ったものは餃子。焼き餃子と水餃子の二種類にしました。

普段餃子はキャベツで作ることが多いのですが、最近スーパーで売ってるキャベツは日本で言う冬キャベツのような、ギュッと身が詰まったキャベツしか見かけないため、今回餃子に使うのは断念。白菜餃子は久しぶりでしたが、美味しく出来ました!

ちなみに、豚ひき肉はMigrosやCoopでも売っていますが、挽きたてが良いと思ったので、お肉売り場のカウンターで注文してその場でミンチ肉にしてもらいました。

それから今回はニラが手に入らなかったので、代わりにネギをたっぷり入れてみました!でもやっぱり餃子はニラ入りの方が美味しい。ニラは家庭菜園でも育てやすいみたいなので、そのうち自宅でミニガーデニングをしたいと思います。

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手作りZopfでブランチの日曜日♪

日曜日は開いてるお店も少ないので、お家でご飯が基本なスイスの家庭ですが、家族や友人を招いて一緒にブランチやディナーを食べる事も多いです。

今回は私達も友人カップルを招待してブランチを一緒に食べました。

スイスには色々なパンがありますが、週末によく食べるのが「Zopf」という名のバターと牛乳がたっぷり入った四つ編みパンです。定番パンなので、もちろんスーパーでも購入出来ますが、スイス人の料理上手な友達にZopfレシピを直伝してもらってからは、自分で手捏ねしてZopfを作っています。

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これまで自分好みの味と食感になるように、レシピや作り方を変えて挑戦していましたが、今回のZopfは味もフワフワ具合も丁度良くて、美味しく焼けました♪

そして、このZopfと一緒に定番のハムやチーズを並べて、ブランチ仕様のプレートを作りました。卵を使う時はスクランブルエッグを作る事が多いのですが、今回は変わり種として卵焼きを作ってみました。

一つはネギ入り卵焼き、もう一つは海苔とチーズ入りの卵焼きです。スイスの人は海苔の味や食感が苦手な人もいますが、今回来てくれた友達は美味しいと食べてくれて一安心。

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真ん中にあるハムとピクルスが乗っている変形プレートは、鹿児島に行った時に窯元から直接購入させてもらった”川辺焼”という焼き物で「工房・國」さんの作品です。大事に日本から持ってきた甲斐もあり、スイスの食卓で大活躍しています♪

家で食べるご飯は、時間を気にせずゆっくりと時間を過ごせるのでとても好きです。特に寒い冬の時期は中々外に出られないので、どうやったら家の中で充実した時間を過ごすことが出来るかを考えながら、試行錯誤をする日々です。

春が待ち遠しいですが、まだしばらく寒い日々が続きそうなので、冬の楽しみをもっと作っていきたいなと思います!

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