+SWISSNOTE+

スイスで暮らす日々のあれこれ

クリスマス後から始まるスイスの大セール!

スイスはクリスマス直後から、多くのお店で50%OFFなどの大幅値下げセールが開始します。スイスは周辺国に比べるとバーゲンセールが始まるのが早い傾向にあるようです。年末年始休みに義実家のフランスへ行っていた友人は、フランスはまだセール時期ではないと言っていました。他のヨーロッパ諸国はどうなのかな?

もともと物価が高いスイスなので、バーゲンセールが少し早く始まるからと言っても、わざわざ他国からスイスまで買い物に来る人は少なそうですが。笑

しかしスイスに住む者にとって、大幅値下げが期待できるセールはありがたいイベント!せっかくなので私達もこのタイミングを利用して、まだ揃ってなかった生活用品などを買い足しました。

まずは中途半端にしか揃っていなかったグラス類。シャンパングラスと赤ワイン・白ワイングラスに水用グラス。シャンパングラスとワイングラスはMONORにて半額で購入。Coopで買った水用グラスも普段よりかなりお得にゲットできました♪

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帰ってきてから全てのグラスを手洗いしたのですが、丁寧に洗っていたら1時間以上かかってしまいました。でもずっと欲しかったシャンパングラスを購入することができて嬉しい!

今まではアペロなどでシャンパンを飲む時は、スーパーで買ったプラスチックのシャンパンカップを使っていました。形はそれなりに見えましたが、やっぱりガラスのグラスで飲むシャンパンは雰囲気や味さえも良く感じます。そのうち揃えようと思ってはいたものの、早めに買って良かった物のひとつ。

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そして、グラスを洗っている間に袋を放置していたら、猫がやってきました。この子はもともと夫が飼っていた猫。新居の引越しと共にタイミングを見計らって自宅にお迎えしました。遠距離時代からスイスに来るたびに何度も会っていて、とても人懐こい性格の猫なので、今のところお互いストレスなく同居できています。

もう11歳のおじいちゃん猫ですが、まだまだ食欲も毛艶もあります。今もごはんの時間の1時間前だと言うのに、隣でニャ〜ニャ〜ご飯の催促。どうにか気を引こうと鳴いています。甘やかしたい気持ちをぐっとこらえて我慢比べ。笑

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スイス人の風邪の治し方

今週はずっと氷点下が続いていて、私の住む地域でもやっと雪が積もりました。日本に住んでいた時はまともに風邪をひいたのが5年以上前だったので、健康体だと信じてこちらでも生活してきましたが、なんと年末に久しぶりの風邪を引いてしまいました。

今回の風邪は熱がほとんど出ずに食欲も人並みにあり。ただ、喉が痛くて鼻水が止まらないタイプ。今はだいぶ良くなったものの、まだ完全には治っていない状況です。そして、鼻水が止まらないせいで、鼻のかみすぎで鼻の匂いセンサーが働くなってしまいました。よく風邪をひくと食べ物の味が良く分からなくなると言うことがありますが、今回はまさにその状態。

しょっぱい・甘い・冷たい・熱いなど、舌で感じられる味や感覚は分かるのですが、鼻が効かないせいで、何を食べても香りがせずに味気ない。先日の元旦ラクレットをした時はその症状が始まっていたので、せっかく色んな味のラクレットチーズを用意したのに、レモン入りのチーズやトリュフ入りのチーズなど何を食べてもただ塩っぱいだけという悲しい状況でした。

料理を作っても香りを感じないから味付けが決まらない。食べてもただしょっぱいか甘いだけ。鼻が効かないってこんなに悲しい事なのかと初めて思い知りました。味って舌はもちろん、大部分を鼻からの香りで感じるものなんだなと言う事に気が付かされます。

脱線してしまいましたが、風邪をひいた時の体の治し方について今回は書きたかったんです。日本だと健康保険があるので、長引きそうな風邪を感じたらその日のうちに内科や耳鼻科にかかることができます。しかし、ここはスイス。もちろん保険には加入していますが、私の入っている保険は3,000CHFまでは自己負担。日本のように毎回三割負担などではないのです。

基本的にスイス人は軽い風邪くらいでは医者にかかりません。医者にアポイントメントを取ったとしても、『一週間後に来てねー』などと言われてしまいます…。その頃には体調不良のピークは過ぎているっちゅー話です。本当に深刻な状況でない限りは気軽に病院に行けないので、あとはもう自分でなんとかするしかないのです。

そこでどうやってスイス人は風邪を治しているかというと、まずは薬に頼らずハーブティーを飲みます。あとはフルーツなどでビタミン補給。

今回私が風邪を引いた時も、日本から総合感冒薬を持って来てはいたのですが、夫がハーブティーしつこく勧めてくれたので試してみることにしました。

主に飲んでいたのは以下の二種類のハーブティー。(どちらもMigrosで購入)

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この青色パッケージ『Erkältungstee』が風邪を感じたときに飲むハーブティー。”Erkältung”とはドイツ語で風邪という意味です。

それからもう一つスイスの家庭でよく飲まれているのがこちら。

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こちらの紫色パッケージの『Brusttee』が喉の痛みや咳の時に飲むハーブティー。”Brust"とは胸という意味です。

この二種類は基本的に自宅に常備されています。風邪の最中は青と紫のハーブティーを毎日各3杯くらい飲んでました。それぞれ独特の香りと味がしますが、慣れてくると問題なく飲めます。ちなみに私は青い風邪のハーブティーのほうが飲みやすくて好き。

あと最近買い足したハーブティーがあるので、ついでにそれもご紹介します。

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こちらの黄色パッケージは『Magen-und-Darmtee』は胃腸の調子が悪いときに飲みます。名前もそのままで、”Magen”は「胃」”Darm”は「腸」という意味です。胃の調子が悪かったり食べ過ぎで気持ち悪かったりするときなんかに有効なハーブティー

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Migros Bioラインで出ているオレンジ色パッケージの『Wohlfühltee』は気分を落ち着かせたいときに飲むハーブティー。”Wohlfühl”は英語でwell-beingなので、気分を良くするといった意味になります。

今のところ自宅にあるのはこの四種類です。Migrosで販売されている値段は、青・紫・黄色パッケージのハーブティーは全て2.4CHF、最後のオレンジ色パッケージのハーブティーは1.7CHFでした。

そういえば、義母も更年期障害に悩まされていた時にはハーブティーをずっと飲んでいたなぁ。それだけハーブはスイスの人にとって生活に密着したものなんですね。ピンポイントで症状を抑える西洋薬とは違い、ハーブティーは体の自己回復力を促したり、免疫力を高めてくれるような働きをしてくれているのかなと思います。何だか漢方薬と近いものを感じますね。

そういえば先日、Migrosに買い物に行ったら、紫色のBrusteeと青色のErkältungsteeの二種類が目立つところに大量に積み上げられて売っていました。どうやら風邪をひいたのは私だけではなかった様子。

皆様も年明けで通常営業に戻る頃かと思いますので、体調に気をつけて暖かくしてお過ごしくださいませ!

 

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スイスでドイツ語の語学学校に通い始めた話

2016年10月下旬にスイスへ引っ越してきてから二週間ほどは、新居のための家具探しや生活基盤を整えるために夫と二人で毎日お店を周ったり、滞在許可証の申請をしたりと忙しい日々を送っていました。

それからしばらく経った11月の中旬から、ドイツ語の語学学校に通い始めました。私も夫も異国で生活していく上で『まず大切なことは語学力である』と言う点で意見が一致していたので、なるべく早めに語学学校に通うことを希望していました。そして、私がまだ日本にいる間に、夫がタイミング良く始められる学校を条件ぴったりで見つけてきてくれたので、平日の月曜〜金曜まで毎日みっちり学べる初心者コースのA1から始めています。

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クラスメイトはイタリア・カナダ・トルコ・台湾・スペイン・セルビアモーリシャスなど国際色豊か!みんなのスイス在住歴は様々ですが、みんなドイツ語に関しては初心者なので、クラスメイト同士が話すときは英語が主になっています。

クラスメイトの中で、台湾・カナダ・モーリシャス出身の子達と仲良くなったので、皆んなでチューリヒのクリスマスマーケットに出掛けたり、クラス後にご飯を食べに行ったりしました♪

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こちらの写真はチューリヒのイタリア料理レストランで友人達とピザを食べた時の写真。この日はたまたま聖ニコラウス(サミクラウス)の日だったので、レストランからイタリアの菓子パン"パネットーネ"を貰いました。スイスではタダで何かが貰えるってあんまり無いからびっくりしました。笑

そんなこんなで、毎日休むことなく学校に通うこと早一ヶ月半。少しずつですが、理解できる単語が増えてきました。日本で本を買って独学で少しやってみたものの、もともとドイツ語と言うと、DankeとかGuten Tagの挨拶程度しか言葉を知らなかったので、一人で行動しているときに誰かにドイツ語で話しかけられると、宇宙語かと思う程に意味不明で戸惑ってしまいました。今は文の中で全ての聞き取りは難しくても、これは数字を言っていて、これは次の目的地を表していて…などなど、一部でも内容が分かるようになると謎解きをするように意味が分かるようになってきました。それだけでも大進歩。相変わらずドイツ語はパズルのように複雑で難儀な言語のような気がしていますが、あとは慣れが全てだと思うので、夫にも協力して貰いながら日々の積み重ねを大事に勉強をしていきたいと思います。

 

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