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石垣島旅行記 in 2013 ~2日目 八重山諸島巡り~

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natsuko-cowbell.hatenadiary.com

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旅行二日目は楽しみにしていた、八重山諸島巡りについて書いていきます!

まずはじめに、八重山諸島(列島)の定義とは(Wikipediaより)

石垣島竹富島小浜島、黒島、新城島(上地島、下地島)、西表島由布島鳩間島波照間島の石西礁湖周辺の島々と、これらから西に離れた与那国島の合計10の有人島、及び、周辺の無人島からなる島嶼群である。


この中で、今回は石垣島を出発して、西表島由布島竹富島の3島を選択しました。マストで行きたかったのが西表島竹富島で、水牛車にも乗ってみたかったこともあり、それを全部叶えてくれるのがこのツアーでした!(今回お世話になったのが、ドリーム観光のツアーです)

 

ドリーム観光

 

まずは、石垣港からこちらの船に乗ります。

 

ドリーム観光

 

まだ朝早い時間だったので、きれいな朝焼けを船から見ることが出来ました!

 

仲間川マングローブクルーズ

 

石垣島を出発して約35分で西表島の大原港に到着!まずは仲間川マングローブクルーズをしました。西表島は自然の豊かな島で、沢山のマングローブが群生しています。種類も日本最多で、7種類のヒルギ(マングローブを作る木)があるのだそうです。

 

サキシマスオウノキ

クルーズの途中で船を降り、西表島名物の巨木「サキシマスオウノキ」を見に行きました。この樹は根が大きく発達する非常に珍しい樹で、ヒダのように薄い根っこが特徴です。

 

サキシマスオウノキ

近くに説明の看板があったのですが、平成12年に「森の巨人たち百選」に選ばれた樹なんだそうです。

 

イリオモテヤマネコ

 

そして、西表島の動物と言えば有名なのがこの「イリオモテヤマネコ」です。現地の方の話によると、絶滅の危機にさらされているこのイリオモテヤマネコは、国や県が手厚く保護を進めているそうで「人間よりも大切にされているんだよ!」とおっしゃっていました。笑 現在も残念なことにイリオモテヤマネコの交通事故が相次いでおり、それを防ぐために彼ら専用のアンダーパス(トンネル)が現時点で100基以上設置されているのだそうです。その他にもこのような注意喚起の看板が道を走っていると沢山見られます。

 

水牛車

 

西表島のクルーズが終了してからは、次は由布島へ移動します。そして移動手段は、待ってました~水牛車!1台の車に大体10人前後のお客さんが乗り、案内の方がひとり乗っています。車内では三味線の弾き語りがあったり、歌ったり、お噺をしてくれたりと、それぞれの得意とするものでお客さんを盛り上げてくれます☆

 

ゆうせいくん

こんなに穏やかな顔をしながら、10人以上の人間が乗った車を引っ張るなんてすごいな~!ちなみにこの子の名前は「由布星(ゆうせい)くん」五歳の男の子です。約15~20分ほどで西表島由布島の間を移動するのですが、そのスピードは水牛達次第。やる気のない子にあたれば倍くらいの時間がかかることもあるし、逆に歩くのが早い子にあたれば平均よりも早く着くことがあります。

 

水牛の碑

由布島は島全体が「亜熱帯植物楽園由布島」という植物園になっています。島に到着後は園内を観光し、ここでお昼を頂きました。この写真の石碑は、由布島にやってきた水牛を記念して建てられた「水牛之碑」です。昭和44年に、台風によって大きな被害を受けた由布島に、故・西表正治おじい(沖縄弁でおじいちゃん)夫婦は一頭の水牛と共に残りました。そして、「島をパラダイスガーデンへ」の夢を掲げて土地を肥やし、花や樹を植えながらこの土地を整備していったそうです。

 

エイ

由布島周辺の海にはエイが現れるそうで、こんな像もありました。

 

ブーケンビレア

温室の中には「ブーゲンビレアガーデン」があり、様々な色や形をした花が楽しませてくれました。

 

由布島

ひと通り由布島を楽しんだ後は、西表島に戻り再び大原港から船に乗り、竹富島へ向かいます。ちなみに、水牛車でより早く着くのは、行きの西表島由布島の方が多いのだとか。何故かと言うと、由布島の方に水牛達の家があるので、そっちに行けば家に帰れると思う心理が働くからなんだそう。笑

そうだよね、重い物を引きたくて引いてるわけじゃないもんね…私達観光客を楽しませてくれてありがとう!水牛くんたち!

 

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竹富島ではじめに向かったのが、星の形をした砂で有名な「星砂浜」です。この砂の正体は、実は有孔虫の殻で、それが長い間に打ち上げられて蓄積されたものなんだそうです。手のひらを砂浜に押し付けると、トゲトゲとした殻の端っこが手のひらにくっついて、星砂を見つけることができます。

 

竹富島水牛車

そして、本日二回目の水牛車です!先ほどの西表島由布島は水の上を歩きましたが、竹富島では民家が立ち並ぶ道を歩きます。水牛の種類も違い、由布島の水牛はアジア水牛で、竹富島にはアジア水牛とヨーロッパ水牛の両方がいます。それぞれ性格も違うそうで、アジア水牛は真面目な性格、ヨーロッパ水牛は自由奔放な性格が多いようです。人間の性格もちょっと似ているような…笑

そして、私が竹富島で乗ったのがヨーロッパ水牛の「レキオくん」です。一番上のアイキャッチ画像の写真がレキオくんです。写真でも分かるようにとても穏やかですが、その顔を見るといったい何を考えているのだろうか…と考えてしまいます。彼は竹富島の水牛達の中でもダントツにやる気の無い子だそうで、私が乗った時も何度も立ち止まり、と~ってもマイペースな水牛さんでした。でもその分、周りの観光客の写真の被写体になったり、私もゆっくり竹富島の景色を楽しむことができました。(*^_^*)

竹富島観光の後は、また船で石垣島に戻り、西表・由布・竹富3島めぐりは終了しました。全体では大体8時間くらいのツアーでしたが、盛りだくさんの内容で、色々な動物や植物を見たり、その土地独特の空気を感じる事ができました。1日で沢山のものを見たかった私にとっては最適なツアーでした。

今回もブログ記事を前半・後半に分けようかと思いましたが、全ての流れをお伝えしたかったので、1つの記事でまとめることにしました!最後まで見て下さりありがとうございましたm(_ _)m

+いよいよ3日目が最終日!+
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