白米の炊き方を見直した話
日本人の主食といえばお米!
スイスに来てからは主食にじゃがいもやパンを食べる機会が増えたとはいえ、普段の食事で食べたくなるのはやっぱり白米。
私は炊飯器を持っていないので、Staubのココット鍋でお米を炊いているのですが、何だか最近自分で炊く白米が全然美味しくない。お米がパサパサして味も香りも良くないのです。時間が経つとさらに乾燥が進み、味が劣化してしまいます。
そもそも使っているお米は日本のものではないので、日本の米と比べると風味が劣るのは分かっているのですが、それにしたって美味しくない。
以前、出来るだけ現地で手に入りやすい材料を日常で使いたいという思いから、Migrosのお米を食べ比べした記事を書きましたが、今も同じMigrosのリゾットライスを使っています。
natsuko-cowbell.hatenadiary.com
白ご飯が美味しくないとお米を炊く頻度が下がり、久しぶりに炊くとまたイマイチな白米が出来上がる…という残念なループに陥っていました。
ちなみにお米を炊くときは古米に使う知恵である、サラダ油を入れる・はちみつを入れる・酒を入れる、など知りうる限りのテクニックを試してみましたが、炊きあがりは大して変わらず。このままではさらにお米を炊く機会が減ってしまうし、美味しくない白米をこれ以上食べたくないので、いま一度基本のお米の炊き方を見直してみることにしました。
炊き方を調べる中でヒントを見つけたのが、白ごはん.comの『洗い米』という項目でした。
目から鱗だったのが、炊く前の準備段階から今までやっていたやり方に大きな違いがあった事です。
洗い米は料理研究家の土井善晴さんが推奨するお米の扱い方でもあります。
洗い米について
— 土井善晴 (@doiyoshiharu) 2014年8月13日
お米は乾物だから、洗ってザルに上げ40分ほど置いて、吸水と水切り(これが洗い米)。 すぐに炊かない時はポリ袋に入れて冷蔵庫で保管可。水加減後すぐに火を入れる。確実に米のおいしさを引き出せます。 pic.twitter.com/IVjYzs7SeQ
これを知ってから早速実践してみました。
結果から言うと、私の鍋炊きご飯の味が劇的に変わりました。
洗い米すごい!!
洗い米を準備した後は、鍋炊きごはんの方法でお米を炊いています。
今までお米が上手く炊けなかった原因は主に下の三点ということに気が付いたので、自分用メモ。
・吸水と水切りが不十分
・炊く時の水が目分量
・鍋を火にかけた時にはじめから強火
あと大事なのは必ずフィルターに通した水を使うこと。これは以前から実践していましたが、硬水で炊くとせっかく洗い米をしても美味しくなくなってしまうので、水は大切なポイント!
材料は何も変えていないのに、お米をしっかり吸水させて水を切り、正しい量の水と火加減で炊くだけで、同じお米が本当に美味しくなりました。今まで使っていた古米のテクニックも必要ありません。
この方法で炊くようになってから、お米は乾燥した保存食であることも改めて実感しました。今まで米自体が悪いと思ってたけれど、正しい扱い方をすれば、そのお米の最大限の美味しさを引き出せることが分かりました。
炊飯器で炊く場合はこちらが参考になります。
一番の基本となる白米が美味しく炊けると、料理の腕前が上がったような気がします!
気になった方は是非試してみて下さい♪
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