雪の結晶が降った日
スイスは去年末から雪が少ない日が続いていましたが、私の住む地域でも今年の1月に入ってからは積雪がある日もあり、今週はほぼ毎日雪が降っています。気温が低いので、雪が溶けずに残っている場所も多いです。
そんな天気が続く中、今日はとても細かい雪が降っていました。いつものように駅で電車を待っていると、ホームの中に雪が舞い込んで来て、その雪が服に積もります。
ふと舞い降りてきた雪に目を向けると、結晶が解けずにそのまま残っているのが見えました。
こんな絵に描いたような雪の結晶を見たのはいつぶりでしょうか。
東京で仕事をする日々を送っていた頃は、航空会社の宿命と言いましょうか、雪が降るとお客さまの安全を確保する使命があったので、いつもより早く出勤して仕事をしていました。しかしそんな時に雪の影響で電車が止まってしまう事もしばしば。前日からそれが予想できた時は、会社近くのホテルに泊まって翌日に備える日もありました。
そんな経験があるので、子供の頃はあんなに嬉しかった雪が、大人になった頃には、雪はただただ厄介な天気であるという気持ちが占領していました。
スイスに移住して雪を体験している今、雪がこんなにも素敵な光景を産んでくれる事に改めて気が付いて、はっとしています。
日々新しい発見を与えてくれる環境に感謝です。
➕Vielen Dank für Ihren Besuch➕
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