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スイスで暮らす日々のあれこれ

ドイツ語ってどれくらいで上手くなるの?

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私はスイスのドイツ語圏に全くドイツ語が理解できない状態で引越してきて、その直後からドイツ語学校に通い始めました。ドイツ語のアルファベットの読み方すらあやふやな状態だったので、もちろん初心者レベルであるA1クラスからのスタートです。

ドイツ語学校に通っていた途中で日本から家族や友達が遊びに来たりなど、予定が満載だった約三ヶ月間は休憩を挟みましたが、最終的にはB2レベルまでのドイツ語学校に通い、現在はドイツ語を使ってスイス人の上司のもとで仕事をしています。

そもそもドイツ語のレベル分けについてですが、Goethe-Institut Deutschから引用するところによると、以下のような説明があります。(引用元リンク

 

  基礎段階の言語使用
  A1
まず、日常生活の場面で短く簡単なドイツ語表現が理解でき、自分でも言えるようになります。例えば自己紹介ができ、相手に簡単な質問をしたり、それに答えたりできます。食事や買い物や旅行の場面で、相手がゆっくり明瞭に話してくれるなら、コミュニケーションが図れます。
  A2
毎日の生活で頻繁に使われる言葉や表現に慣れ、仕事や家族や故郷など、自分に関する事や日常的で具体的な生活に関する事なら、ドイツ語でコミュニケーションが図れます。また日常的に必要な事柄が、簡単な文章の形で表現できるようになります。
  自立した言語使用
  B1
明瞭な通常のドイツ語であれば、仕事や趣味や生活など日常的な事柄についてのドイツ語の発言や文章が理解できます。例えば、旅行中に出会うさまざまな出来事に対して、必要な対応ができ、また、自分の経験や夢・希望・目標などについて話すことができます。さらに、自分に身近なテーマあれば、意見を述べたり、その論拠を説明したりできます
  B2
抽象的で複雑なドイツ語で表現されても、その趣旨が理解できます。自分の仕事や専門分野に関する事柄なら、ドイツ語で行われる議論の内容が理解できるだけでなく、自分の立場や意見を述べたり、あるいはひとつの意見に対する利点と不利点を論述したりできます。日常的ないくつかのテーマでは、広い範囲にわたって明確に意見と情報が交換でき、ドイツ語を母国語とする人との間で、相互に困難を感じずに自然な会話が成立します。
  熟達した言語使用
  C1
ほとんどのテーマで、高度なドイツ語表現や長い文章が理解でき、また、その言外のニュアンスも感じ取れます。ドイツ人社会で、社会人として職業についたり大学で学んだりするのに必要十分な語彙と表現を使いこなし、複雑で微妙な内容を正確なドイツ語で表現することができます。
  C2
社会生活上、不自由なくずべてのことに対応できるドイツ語力があります。さまざまな分野の多様なテーマに関して、読む、書く、話す、聞くことが困難なくでき、また、ニュアンスにとんだ自然なドイツ語を正確に使うことができます。

 

 簡単に言い換えれば、初級がA1&A2、中級がB1&B2、そして上級がC1&C2ということですね。一般的にはB2程度のドイツ語力を最低限の語学レベルとしている企業がたくさんあります。

私が今まで通ったドイツ語クラスの特徴ですが、まずA1レベルの時は生徒同士の共通言語はほぼ英語でした。お互いドイツ語でコミュニケーションを取ることに挑戦もしましたが、細かい部分が伝わらない時はやっぱり英語になります。それだけ英語を話せる生徒が多かったです。先生も英語で補足説明をすることがありました。そして、A1クラスの生徒の中には恥ずかしがって先生に促されても一言も言葉を発しない人がいたり、母国語で先生にガンガン質問する人がいたり、中々のカオスでした。笑

A2レベルでは授業中に発言できない人はいなかったですが、逆にスイス在住歴が長くてドイツ語を話す事に抵抗がないためか、周りを無視して話し続ける人がいました。ただ、その人達はドイツ語を耳で覚えてきているため、発音がスイスドイツ語になってしまうというクセがあったり、話すのは得意でも読み書きが苦手という特徴がありました。この時の生徒レベルにはバラツキがありました。

B1レベルまで行くと、ドイツ語学習の目的がはっきりしている人が多く集まるので、今までバラツキがあった生徒のレベルも安定してきたなという印象があります。ドイツ語学校以外でもこれから深くお付き合いしていけそうな友人が出来たのも、このB1クラスでした。ちなみに、B1でも多くの重要な文法項目を勉強するのですが、A1&A2の時には知らなかった文法知識の穴を埋めていくような感じでとてもスッキリしたのを覚えています。

そしてB2レベルですが、B1と比べると急に難易度が上がったなと感じました。今までは素直に教科書通りに進めていけば問題がなかったものが、B2では文章そのままの意味を捉えるのではなく、比喩だったり裏の意味を読み解くという事が増えてきます。そして、ディスカッションも多くあるので、授業中に話す量も格段に増えます。合わせて読む量・書く量も増えました。

幸いな事に、ドイツ語学校の先生は良い人ばかりで、飽きずに通うことが出来たのが良かったです。今まで受けてきたクラスではスイス人の先生とドイツ人の先生がいたのですが、スイス人の先生の場合は標準ドイツ語とスイスドイツ語の違いを教えてくれたり、ドイツ人の先生はドイツの事も教えてくれたりと、それぞれの先生からドイツ語以外の事を学ぶことも多かったです。

やはり、先生の相性で自分のモチベーションも変わってくるので、先生選びは大事ですよね。ただ、実際に授業を受けてみないとどんな授業をする先生なのか分からない事が多いので、クチコミ情報などが無い限り、特に始めの頃は実際に行ってみるしかないかと思います。

私がこれまで約一年間ドイツ語学校に通った感想ですが、B2までしっかり勉強すれば、日常生活はあまり困らなくなると思っています。スイスに来てすぐ、言葉がわからない恐怖からお店で店員に話しかけられる事すら嫌だった頃と比べると大きな成長です。笑

振り返ってみると、ちょうど一年前に書いた記事の中で目標にしていた事が叶っている事に気が付きます。『あー!私もそんな風になりたい。』って思っていたその姿に自分がいつの間にかなれていることがとても嬉しいです😊

natsuko-cowbell.hatenadiary.com

 もちろん複雑な手続きだったり、相手の顔が見えない電話などはまだまだ難しいですし、スイスドイツ語となるとまた別の問題が出てくるので、その辺はこれからのスイス生活の中で、少しずつ克服していきたいと思っています。

というわけで、「ドイツ語ってどれくらいで上手くなるの?」という問の答えですが、「集中して約一年勉強すれば、現地でネイティブと仕事できるレベルまでに行ける!」というのが私の結論でした。

今後の目標についてですが、今は仕事を頑張って行きたいと思っているので、ドイツ語はしばらく独学で勉強していきます。ただ、自分一人では補えない部分を強化するために、最低でもC1レベルまでのドイツ語学校には通う予定です。子供がまだいない今、時間とお金を使うことが許されるうちに語学力問題を出来るだけクリアにしていけたらいいなと思っています。

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